小回りルートは、アンコールトムを中心に東南(またはアンコールワットの東北)エリアに ある小・中遺跡を廻る観光道。

タプローム
[タプローム]
アンコールトムから東に向かうこのルートにはあの有名な熱帯の樹木に覆われた「タプローム遺跡」があり、その迫力には目を疑うほどです。その他にも王専用の沐浴場「スラスラン」、王の突然の死によって完成されなかった「タケウ」、宗教戦争の跡を残す「バンテアイクディ」など意味深い遺跡がたくさんたたずんでいます。
小回りルート
  • スラスラン
[スラスラン]
スラスラン

一見大きな池にしか見えないこの場所は『世界一大きなお風呂』とも呼ばれる王専用の沐浴池でした。南北300m、東西700mもの大きさを持つこの池を王様が一人で使用していたと言われています。現在は水が張っており見えにくくなっていますが、床一面にラテライトという日干煉瓦が敷き詰められています。朝日が水面に映ることから最近では朝日鑑賞に訪れる観光客も増えてきました。

・所要時間:20分程度
・建築年代:12世紀後半
・創健者:ジャヤヴァルマン7世
・信仰:仏教

  • バンテアイクディ
[バンテアイクディ]
バンテアイクディ

『僧坊の砦』と呼ばれるこの寺院は、もともとはヒンドゥー教の寺院として建設されましたがジャヤヴァルマン7世の時代に仏教寺院に改造されました。そのためヒンドゥー教と仏教が混ざり合っている神秘的な寺院です。日本の「アンコール遺跡国際調査団(上智大学)」は十年以上に渡ってこの寺院を調査研究しており、2001年にはなんと百数体もの仏像がこの団体によって発見されました。 なかなか興味深い遺跡です。

・所要時間:30分程度
・建築年代:12世紀後半
・創健者:ジャヤヴァルマン7世
・信仰:仏教

  • タプローム
[タプローム]
タプローム

アンコールワット、アンコールトムに引き続いて有名な遺跡はこのタプローム寺院ではないでしょうか。巨大に成長したスポアン(ガジュマルの一種の樹)が遺跡を飲み込んでいるような錯覚に陥るこの寺院は、そ の神秘的な姿から日本人の心を強く掴むようです。雨季には遺跡内に苔が貼り付いて『緑の遺跡』となり、乾季には強い光が樹木の隙間から差し込んで明陰 が強くなる、、雨季と乾季とで異なったイメージを抱かせる遺跡です。ここでは自然の力を明らかにするために樹木の除去、遺跡の修復にまだ手を入れておりません。そのため、足元に気をつけて歩くようにし、危険の標識がある場所には立たないようにしましょう。また、この寺院は創建された後からも幾度に渡って増築が続けられた跡があり、周壁の内部は迷路のようになっています。道を見つけて奥へ行けば行くほど迷いやすくなっておりますので、ガイドさんから離れないよう注 意を持って観光しましょう。

・所要時間:45分程度
・建築年代:1186年
・創健者:ジャヤヴァルマン7世
・信仰:大乗仏教

  • タケウ
[タケウ]
タケウ

この寺院は11世紀初頭に造営が始められましたが、王の突然の死と、それに続いてこの場所に落雷があったことから『縁起が悪い』ということで工事を中断してしまったと言われる未完成寺院です。最後まで完成されていれば、ピラミッド式寺院のなかで最も巨大で優れていたものと言われるだけに、もったいないなさをも感じます。しかし建設途中であったため、その彫刻の手順が明確になり、学術的にも貴重な遺跡ともされています。

・所要時間:20分程度
・建築年代:1000年頃
・創健者:ジャヤヴァルマン5世
・信仰:ヒンドゥー教

Information

シェムリアップ市内から車で約30分
所要観光時間:2時間〜2時間半
入場券チェック:タプローム・バンテアイクデイ・タケウ
TOILET:タケウ近く&スラスラン近くに無料トイレ有り

Sightsee Time

●午前
ハイシーズンのタプローム寺院は時間を問わず混雑することが多いです。
●午後
タプローム寺院は撮影ポイントが多いので、写真をメインに撮りたい方は昼12:30〜14:00の観光をお勧めします。

Sightsee Season

雨季のタプローム寺院は苔で滑りやすくなっています。足元に注意して気をつけて歩きましょう。
タケウ寺院の階段は非常に急で幅も狭くなっているため、雨天時の登城は避けた方がいいかもしれません。

シェムリアップのホテル予約